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鶴岡八幡宮「御神楽」 ポートランド初公演

7月19日、北米で初公開となる鎌倉鶴岡八幡宮の日本古代の儀式「御神楽」公演が、ポートランドで開催されました。この公演は、弊園インターナショナル アドバイザリー ボードメンバー(IAB)の上野孝氏のご助言ご協力により実現。光栄にも弊園は、鶴岡八幡宮より宮司の吉田茂穂氏、そして神職巫女と役所24名様をお迎えすることができました。同公演は、オレゴン エキュメニカル ミニストリーと、ファースト コングレゲーショナル チャーチ オブ クライスト(オレゴン州ポートランド)、そしてポートランド日本庭園の共催、600名を超える方々が参加されました。

神道そして御神楽の歴史について吉田宮司にご講演いただいた後、「御神楽」の神楽が披露されました。「御神楽」は古来、宮廷神職により執り行われた儀式です。伝統的な楽器により奏でられる雅楽と巫女の舞は、時空を越えて天体の運行と調和した古代の時間を表現します。

またこの度、鶴岡八幡宮より弊園の開園50周年を記念し、銀杏の苗木が贈呈されました。この若木は、樹齢千年と言われていた鶴岡八幡宮のご神木の大銀杏が、2011年の東日本大震災前の強風で倒れて残った根から、奇跡的に芽吹いた若木です。厳粛な神道の儀式にのっとった記念植樹式では、神職による神楽も奉納されました。苗木は、鶴岡八幡宮とポートランド日本庭園、そして日米友好の証しとして成長することでしょう。